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成人式の前撮りで後悔しないために〜体験談から学ぶ予算と満足のバランス〜

成人式
kokoママ@

そろそろ、来年の成人式を迎えるお子さんをお持ちの方は、前撮り写真の撮影を検討し始める時期ではないでしょうか?

成人式の前撮りといえば、スタジオ〇〇など、子どもの100日祝いや七五三で利用された方も多いと思います。ですが、予算をしっかり決めておかないと、当日になってオプションが次々と提案され、「こんなにかかるなんて!」と、予想以上の出費になってしまうことも……。

実際に、我が家も娘の成人式前撮りで、予算を超える経験をしました。その経験を元に、これから前撮りをされる方へ、後悔しないためのポイントをお伝えします。


我が家の前撮り体験:振り袖の購入特典で予約

娘の成人式の前撮りは、数年前の10月に実施。振袖は数回着る予定があったため購入。購入特典として、前撮り当日の着付け・ヘアセット・メイク・写真撮影が無料でついてきました。離れて暮らす娘も、この前撮りのために帰省しました。

着物を購入したのは全国展開している比較的有名な着物店。娘が気に入った一着に出会い、1人娘ということもあり、当時の我が家は散財気味に……。


撮影開始!でも思った以上に長丁場

準備に数時間かかり、いよいよ撮影へ。スタジオでは背景を変えながら、何カットも撮影が進んでいきます。「お母さん、この花吹雪を舞わせてもらっていいですか?」と言われ、私もスタッフの一員のように参加(笑)。

成人式

娘は日本傘を持ったり、レモンを持たされたりと次々と背景やポーズが変わり、2時間以上の撮影に……。


撮影後に待っていた“予想外の営業

撮影が終わり、娘の着替えを待っているとスタッフから「どのセットを購入されますか?」との一言。「え?無料だったはずでは……」と思いつつ話を聞くと、最低でも20万円のセットが一般的とのこと。

そのセットには、大小2冊のアルバム、DVD、写真入りの飾り額が含まれており、小さなアルバムは祖父母へのプレゼントにぴったりと説明されました。結局、雰囲気に流されカード払いで支払うことに。

アルバムセット

届いたアルバムと現在の現実

後日、立派なアルバムとDVD、写真入りの置物が自宅に届き、小さいアルバムは夫の母へプレゼント。とても喜んでくれました。

……ですが、数年経った今、それらは本棚にしまわれ、ほとんど見ることはありません(苦笑)。


無料に見えて高額!?前撮りの落とし穴

「ただより高いものはない」──これは、まさに我が家の前撮り体験にぴったりの言葉。実は20年前、子どもの100日祝いでも似たような経験をしていたのに、また繰り返してしまいました。

こうした営業トークは巧みに親心をくすぐります。「せっかく撮影したから全部残したい」「祖父母にも見せたい」など、気がつけば想定外の出費に。特にアルバムやグッズの単品購入ができないセット販売形式の場合、断りづらくなることが多いです。

また、撮影枚数が多いことで「どの写真も捨てがたい」と感じてしまい、結果的に高額セットを選んでしまうケースも。最初から「残すのは3枚だけ」など、家族でルールを決めておくと冷静に判断しやすくなります。


友人家族のエピソード。思い出の前撮りを5万円の予算で、満足のいく形で✨

昨年、成人式の前撮り写真を撮った友人の娘さんのケースをご紹介します。

  • 着物は今流行りのママ振り袖。
  • 帯と小物は新調。
  • 草履は友人からの成人のお祝いとして、メルカリで新品を購入してもらう。
  • 着付け・髪のセットとメイクは行きつけの美容室で2万円。
  • 写真撮影は地元の老舗写真店で8カット。姉妹との撮影も含まれ、アルバム・写真入り・写真立てサービス込みで3万円。

後日、完成したアルバムを見せてもらいましたが、小さな頃から通っていた地元の写真店で撮影された写真は、笑顔に溢れ、どこか温かさを感じる仕上がりでした。8カットに姉妹写真も加わり、5万円以内で済んだこのプランは、まさに親孝行価格。娘さんもお母さんも大満足だったそうです♥️


これから前撮りをされる親御さんへ伝えたいこと

成人式は一生に一度の特別な日。だからこそ、お財布の紐が緩みがちですが、本当に大切なのは「どれだけお金をかけたか」ではなく、「どれだけ満足できる思い出になったか」です。

高額なスタジオ撮影でなくても、地元の信頼できる写真館や、娘さんが気に入るスタイルに仕上げてくれる美容室を選べば、コストを抑えつつも素敵な思い出が作れます。

また、SNS映えを狙った派手なセットや演出に流されず、自分たち家族が望む「らしい」写真を意識することも大切。飾らない自然な表情や、ご家族の笑顔が映った一枚こそ、何年経っても見返したくなる宝物になるはずです。


追加のアドバイス:予算と事前確認をしっかりと!

前撮りをする際には、事前に以下の点を確認しましょう:

  • 撮影にかかる総額費用(アルバムやデータの価格含む)
  • 無料特典の範囲と、それに含まれない追加料金項目
  • オプションの提案があった場合の断り方を想定しておく
  • 「必要な写真の枚数」を家族で話し合っておく
  • 契約前に見積書や価格表を写メして持ち帰る勇気を持つこと

感情に流されず、冷静に判断できるよう準備をしておくことが、納得のいく前撮りへの近道です。

これから成人式を迎えるご家庭の方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです😉

プロフィール
koko mama
koko mama
豊かな60代を目指すミドル世代
看護師として長年フルタイムで働きながら、子育てと家計を支えてきました。共働きでそれなりに収入はありましたが、気づけばお金は旅行、保険、子育てなどであっという間に消えていき、貯金はほぼゼロに…。 「このまま60歳を迎えて大丈夫?」と焦り、3年ほど前から暮らしとお金の見直しをスタート。 毎月の固定費を見直し、できることから節約をコツコツと始めたところ、今では年収の3割を貯蓄に回せるようになりました! このブログでは、私が実際にやってよかった簡単でゆるい節約術や、 無理なく続けられる固定費削減のコツ、 そしてちょっぴりお得で楽しい暮らしの工夫を紹介しています。
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